京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 リハビリテーション科学コース
臨床バイオメカニクス研究室

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Accept News ~山縣研究員の論文がJournal of Biomechanicsに採択されました~

2019年06月20日

Accept News!!

 

山縣研究員の論文がJournal of Biomechanics (IF:2.431) に採択されました。

 

The relation between limb segment coordination during walking and fall history in community-dwelling older adults

Yamagata M, Tateuchi H, Shimizu I, Saeki J, Ichihashi N.

 

研究の概要:

転倒せずに歩行するために、下肢の協調的な運動によって遊脚足部を制御することは重要である。しかし、下肢の協調性が将来の転倒と関連するか、また歩行速度よりも転倒リスクを反映できるかは不明であった。

ベースライン時に高齢者の歩行中の下肢の協調性を評価し、その1年後、質問紙によって転倒の有無を調査した。

その結果、歩行速度は将来の転倒と関連しなかったが、協調性が将来の転倒を予測できることが明らかになった。

以上より、下肢の協調性は将来の転倒リスクを反映する有用な指標となりうる可能性が示唆された。

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