京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 リハビリテーション科学コース
臨床バイオメカニクス研究室

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Accept News ~田原先生(京都大学医学研究科附属ゲノム医学センター)との共同研究がAmerican Journal of Hypertension に掲載されました~

2018年09月7日

Accept News !!

 

田原先生(京都大学医学研究科附属ゲノム医学センター)の論文がAmerican Journal of Hypertension (IF: 3.046)に掲載されました。

 

Small degree of lumbar lordosis as an overlooked determinant for orthostatic increases in blood pressure in the elderly: The Nagahama Study.

Tabara Y, Masaki M, Ikezoe T, Setoh K, KatoT, Kawaguchi T, Kosugi S, Nakayama T, Ichihashi N, Tsuboyama T, Matsuda F, and the Nagahama study group.

 

PMID: 30265274

DOI: 10.1093/ajh/hpy137

 

研究の概要:高齢者の起立性低血圧は長期予後のリスク因子となることが知られている。一方,同じ頻度で観察される起立性高血圧については詳しく検討されていない。これまで,起立性高血圧は潜在性動脈硬化疾患と関連することが報告されてきた。本研究では起立性血圧調節障害とスパイナルマウスにより計測した立位姿勢との関連について検証した。その結果,腰椎前弯の減少が血圧を高める因子であることが明らかとなった。このことは,疫学研究や臨床研究において,起立性高血圧の意義を理解するための一助になると考えられる。

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