京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 リハビリテーション科学コース
臨床バイオメカニクス研究室

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Accept News ~野尻くん(修士課程)の論文がJournal of Biomechanicsに採択されました~

2019年05月13日

Accept News!!

 

野尻くんの論文がJournal of Biomechanics (IF 2.431)に採択されました。

 

Effect of static stretching with different rest intervals on muscle stiffness

Nojiri S, Ikezoe T, Nakao S, Umehara J, Motomura Y, Yagi M, Hirono T, Ichihashi N

 

DOI: https://doi.org/10.1016/j.jbiomech.2019.04.036

PMID: 31088753

 

研究の概要:

筋を一定時間伸ばし続けるスタティックストレッチング(SS)を行う際に,何分間行えば良いかについてはこれまで数多く検討されてきました。一方で,臨床現場では複数セットに分けてSSを行うことが多いですが,セット間の休息時間についてはあまり着目されてきませんでした。本研究では,30秒×4セットのSSを,休息せずに繰り返す条件と30秒の休息を挟みながら繰り返す条件で実施し,筋の硬さの変化を比較しました。その結果,両方のSSで筋の硬さは減少(柔軟性が向上)しましたが,休息を挟まずに4セット繰り返すSSの方がその効果が大きいことがわかりました。この結果から,複数セットに分けてSSを行う場合,セット間の休息時間はできるだけ短くすることが推奨されます。

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