京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 リハビリテーション科学コース
臨床バイオメカニクス研究室

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Accept News ~Pataky准教授の論文がMotor Control に採択されました~

2022年04月25日

Accept News!!

Pataky准教授の論文がMotor Control (IF: 1.31)に採択されました。

 

Using Monte Carlo simulation to propagate processing parameteruncertainty to the statistical analyses of biomechanical trajectories

Todd Pataky

 

研究の概要​:

ヒトの運動データは時空間的に複雑ですので、いくつかの処理アルゴリズム(スムージング等)をかけてから統計解析を行うことが先行研究では多いですが、アルゴリズムの変更等が最終統計結果に影響を及ぼす可能性もあるため、処理アルゴリズムの種類とパラメータを選択する際には注意が必要です。本研究では、処理アルゴリズムとパラメータを確率変数として取り扱い、その確率変数に関する不確実性を数値的に最終結果に伝播することを実証することを目的としました。モンテカルの数値シミュレーションを用い、処理アルゴリズムやパラメータを体系的に変更しながら、最終結果の数値分布を作成した結果、非常に小さい不確実性でも結果の解釈が大きく変わる可能性もあることを明らかにしました。ヒト運動研究では処理パラメータの不確実性を考えた解析が重要だろうと結論できます。

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