京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 リハビリテーション科学コース
臨床バイオメカニクス研究室

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Accept News ~谷口助教の論文がClinical Biomechanicsに採択されました~

2024年02月20日

Accept News!!

 

谷口助教の膝OAのモーメントアームに関する論文がClinical Biomechanics(IF =1.8)にacceptされました。

 

Examination of knee extensor and valgus moment arms of the patellar tendon in older individuals with and without knee osteoarthritis

 

Masashi Taniguchi, Akihiro Asayama, Masahide Yagi, Yoshihiro Fukumoto, Tetsuya Hirono, Momoko Yamagata, Ryusuke Nakai, Masashi Kobayashi, Noriaki Ichihashi

 

研究の概要:
筋量だけでなくモーメントアームもまた関節トルクの発揮に関与する主要な決定要因です。健常高齢者と有疾患者における筋量減少(筋萎縮)に着目した研究は数多くありますが、モーメントアーム長に関連する因子ついては十分な検討がなされていません。そこで、本研究では、43名の健常高齢者および36名の膝OA患者を対象として、MRIを用いて大腿四頭筋のモーメントアームを計測し、モーメントアーム長に及ぼす因子を調査しました。その結果、健常高齢者の膝伸展モーメントアーム長には大腿骨幅や膝蓋骨低位が関連したのに対し、膝OA患者では大腿骨幅に加えてOA重症化、大腿四頭筋量の減少が関連しました。この結果は、膝OA患者における大腿四頭筋の筋萎縮はモーメントアーム長の減少に関連することを示唆しています。今後の研究では、大腿四頭筋の筋量改善(筋肥大)によって、モーメントアーム長が改善するかを検証する必要があります。

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