京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 リハビリテーション科学コース
臨床バイオメカニクス研究室

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Accept News ~Pataky准教授の共著論文がJournal of Biomechanics に採択されました~

2021年04月27日

Accept News!!

Pataky准教授の共著論文がJournal of Biomechanics(IF =2.320)に採択されました。

 

Sample size estimation for biomechanical waveforms: Current practice, recommendations and a comparison to discrete power analysis.

Robinson MA, Vanrenterghem J, Pataky TC

 

研究の概要​:

本研究では、1次元の運動データ(関節角度や床半力等の時系列)を計測する実験のサンプルサイズ計算について検討し、最近の研究でどの手法が利用されているかと、最近できた1次元データ向けの数値的手法とどう異なるかを明確することを目的としました。論文では、文献の現状(よく利用されているサンプルサイズ計算手法とその結果の報告方法)と提案の1次元数値手法の原理と使いやすさを要約しました。それから、いくつかの論文で報告された1次元運動効果に基づいて、多くの実験で同様な効果を得るために必要なサンプルサイズを従来手法と1次元数値手法で計算し、その結果を比較した。従来手法でサンプルサイズを計算した場合は、統計パワーが不十分の可能性もあることと、十分な統計パワーを得るには適切な被験者数が8名〜40名のみが必要ということを明らかにしました。1次元運動効果に関する仮説が実験を行う前にない場合は、提案数値手法のような1次元データ向けのサンプルサイズ計算手法が必要と結論しました。

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