Accept News ~研究室OG佐久間先生(兵庫医療大学)の論文がNeuroRehabilitationに採択されました~
2019年12月12日
Accept News!!
研究室OG佐久間先生(兵庫医療大学)の論文がNeuroRehabilitation(IF 1.197)に採択されました。
Gait kinematics and physical function that most affect intralimb coordination in patients with stroke
Kaoru Sakuma, Hiroshige Tateuchib, Satoru Nishishita, Yusuke Okita, Ryosuke Kitatani, Yumiko Koyama, Satoko Ibuki and Noriaki Ichihashi
研究の概要
Continuous Relative Phase(以下,CRP)を用いて,片麻痺者における歩行時の下肢協調性に影響する歩行動作と身体機能の特徴を明らかにすることを目的とした。片麻痺者15名を対象し,快適歩行における歩行測定を行い,大腿と下腿セグメント間のCRPを算出した。非麻痺側推進期CRPを従属変数,歩行時の関節角度を独立変数としたステップワイズ重回帰分析を行った結果,麻痺側膝関節伸展と屈曲角度が抽出された。麻痺側については,麻痺側膝関節伸展角度が抽出された。非麻痺側推進期CRPを従属変数,身体機能を独立変数としたステップワイズ重回帰分析を行った結果,麻痺側膝関節伸展筋力が抽出された。麻痺側についても,麻痺側膝関節伸展筋力が抽出された。
片麻痺者の歩行において,麻痺側の膝関節運動を改善することで下肢協調性が改善できることが示唆された。