京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 リハビリテーション科学コース
臨床バイオメカニクス研究室

Instagram

新着情報

Accept News ~谷口助教の論文がApplied Physiology, Nutrition, and Metabolismに採択されました~

2019年06月19日

Accept News!!

 

谷口助教の論文がApplied Physiology, Nutrition, and Metabolism(IF 2.518)に採択されました。

 

Acute effect of multiple sets of fatiguing resistance exercise on muscle thickness, echo intensity and extracellular-to-intracellular water ratio.

Taniguchi M, Yamada Y, Ichihashi N

 

研究の概要:

高負荷筋力トレーニング後には即時的な筋厚増加が生じるが、これは浮腫を伴う筋腫脹であると説明される。筋輝度と細胞外液比は浮腫性変化を反映する指標とされるため、即時的な筋厚変化との関連を調査した。

その結果、トレーニング直後には筋厚増加に加え、筋輝度・細胞外液比の増加が確認された。一方、筋厚増加と細胞外液比の変化にのみ有意な正の相関関係を認めた。

よって、即時的な筋厚増加は、細胞外液比の増加によって部分的に説明されると結論付けた。細胞外液比は、浮腫性変化を反映する新しいトレーニング効果指標として活用できることを示唆した。

TOPへ