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上田客員研究員の論文がAsia-Pacific Journal of Sports Medicine, Arthroscopy,
Rehabilitation and Technology に採択されました。

Agreement in rotator cuff muscles measurement between ultrasonography
and magnetic resonance imaging

Yasuyuki Ueda, Hiroshi Tanaka, Yoshiki Takeuchi, Takashi Tachibana,
Hiroaki Inui, Katsuya Nobuhara, Jun Umehara, Noriaki Ichihashi

研究の概要​：
肩腱板筋群の評価において、超音波診断装置による筋厚の評価が従来行われているMRIでの筋断面積の評価と、どの程度一致するかを検討しました。対象は肩腱板断裂症例４７肩であり、棘上筋腱断裂が37肩、棘上筋・棘下筋腱断裂が10肩でした。超音波診断装置では棘上筋、棘下筋、小円筋の筋厚を測定し、MRIではこれらの筋群の筋断面積を求めました。その結果、相関係数は棘上筋では0.84、棘下筋では0.63、小円筋では0.61（すべてp<0.001）でした。この結果より、超音波診断装置による腱板筋群の筋厚評価は、従来の測定方法と高い相関関係があることから、臨床場面においても有用な評価であることが示されました。