京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 リハビリテーション科学コース
臨床バイオメカニクス研究室

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Accept News ~廣野客員研究員の論文がGait & Posture に採択されました~

2021年12月29日

Accept News!!

廣野客員研究員の論文がGait & Posture (IF=2.840) に採択されました。

 

Acute effects of ankle plantar flexor force-matching exercises on
postural strategy during single leg standing in healthy adults

 

Tetsuya Hirono, Tome Ikezoe, Masashi Taniguchi, Momoko Yamagata, Jun
Umehara, Noriaki Ichihashi

 

研究の概要​:

最大下の目標トルクを維持する際のトルクの変動性は,姿勢制御課題中の変動性と関連することが以前の研究より明らかとなっています.そこで本研究は,最大下の目標トルクを一定発揮する運動によって,即時的に姿勢制御が変化するかを検討しました.健常成人28名が参加し,最大底屈筋力の5%,
20%, 50%いずれかを目標トルクとした運動を5回3セット実施しました.運動課題前後に安定面および不安定面上での片脚立位保持中の姿勢動揺を評価しました.その結果,最大の5%の底屈筋力を維持する運動課題の後で,不安定面上の動揺速度が有意に減少し,その他の条件では姿勢動揺に変化は見られませんでした.これらの結果より,最大の5%といった低強度の筋力維持課題が姿勢を安定化させる上で有効であることを示唆しました.

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