京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 リハビリテーション科学コース
臨床バイオメカニクス研究室

Instagram

新着情報

Accept News ~Pataky准教授の論文がAdvances in Statistical Analysis に採択されました~

2022年02月8日

Accept News!!

Pataky准教授の論文がAdvances in Statistical Analysis(IF =1.876)に採択されました。

 

Simultaneous inference for functional data in sports biomechanics.

Pataky, T. C., Abramowicz, K., Liebl, D., Pini, A., de Luna, S. S., & Schelin, L.

 

研究の概要​:
運動や力の軌跡を自動的に解析する「SImultaneous inference」という手法の種類が最近文献では多くなり、それぞれの特徴を評価する論文が少ないために、本研究では最近開発されてきた手法を体系的に評価することを目的としました。その手法を評価するいくつかの数値シミュレーションをパソコンで行った結果、「IWT」(Interval-Wise Testing)と「SPM」(Statistical Parametric Mapping)の二つの手法のみが統計的な妥当性が強いとわかりました。こちらの手法のみがどんなデータ種類や特徴でも正確に解析できることを明らかにしました。なかなか現実のデータに出ない特徴(極端な外れ値等)の場合は、IWTのほうが優れますが、SPMのほうが計算スピードがIWTよりも1000倍程早いために、一般的な解析手法ではSPMのほうが適切だろうと提案しました。

TOPへ