Accept News ~建内特定准教授の論文がBMC Musculoskeletal Disordersに採択されました~
2019年12月25日
Accept News!!
建内特定准教授の論文がBMC Musculoskeletal Disorders(IF: 2.002)に採択されました。
Gait kinematics of the hip, pelvis, and trunk associated with external hip adduction moment in patients with secondary hip osteoarthritis: Toward determination of the key point in gait modification.
Hiroshige Tateuchi; Haruhiko Akiyama; Koji Goto; Kazutaka So; Yutaka Kuroda; Noriaki Ichihashi
研究の概要:
近年の我々の研究により、変形性股関節症の進行には歩行時の過剰な股関節負荷が関与することが明らかになりました。そのため、変形性股関節症の進行予防において歩容の改善は重要と考えられますが、歩行時の股関節モーメント増大と関連する歩容の特徴は明確ではありませんでした。そこで、本研究では、特に前額面での股関節モーメント積分値と関連する運動学的要因を分析しました。その結果、体重や立脚期時間で補正しても、歩行時の股関節内転の増大と骨盤対側下制の増大が、前額面での股関節モーメント積分値の増大と関連することが明らかとなりました。変形性股関節症の進行予防に向けた臨床での視覚的歩行分析において、股関節内転および骨盤対側下制は重要なポイントと言えます。