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王さん（博士課程）の論文がSports Health: A Multidisciplinary Approach（IF:3.3）に採択されました。

Effects of high-velocity vs. low-velocity resistance training on muscle echo intensity in healthy young women: a randomized controlled trial

Zimin Wang, Masashi Taniguchi, Junya Saeki, Noriaki Ichihashi

研究の概要​：

筋質低下は筋量低下よりも早期に生じ、筋量に独立して筋力低下と関係するが、どのようなトレーニング方法が筋質をより効果的に改善させるかは明らかにされていませんでした。本研究では、高スピード・低スピードのトレーニング速度の違いに着目し、8週間の異なるスピードでの筋力トレーニング介入による筋質・筋量・筋機能の改善効果を比較することを目的としました。対象者は健常若年女性33名とし、高スピード群・低スピード群に無作為に群分けし、それぞれに対して高スピードまたは低スピードで膝伸展運動を週3回8週間実施しました。介入前後に大腿四頭筋の筋輝度（筋質指標）、筋厚（筋量指標）、および筋機能の測定を行い、異なるスピードでの筋力トレーニング介入効果を比較しました。その結果、高スピード群のみ有意な筋輝度の改善が認められ、筋質をより効果的に改善させるためには高スピードによる筋力トレーニングが有効であることが示唆されました。