京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 リハビリテーション科学コース
臨床バイオメカニクス研究室

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Accept News ~簗瀬客員研究員の論文がJournal of Electromyography and Kinesiologyに採択されました~

2021年06月16日

Accept News!!

 

 
簗瀬客員研究員の論文がJournal of Electromyography and Kinesiology(IF: 1.74) に採択されました。
 

Effective muscle elongation positions for the neck extensor muscles: An ultrasonic shear wave elastography study

Ko Yanase, Tome Ikezoe, Masatoshi Nakamura, Junya Saeki,Masahide Yagi, Tetsuya Hirono, Toru Tamezawa, Yoshiki Motomura, Satoko Ibuki, Noriaki Ichihashi

 

研究の概要​:
頚部伸展筋は複数の筋で構成され、3方向(伸展、側屈、回旋)の異なる関節モーメントアームを持ちます。ゆえに、筋毎に効果的なストレッチング肢位が異なる可能性が高いです。本研究では、超音波診断装置せん断波エラストグラフィ機能を用いて、各頚部伸筋が大きく伸張されるストレッチング肢位を調査しました。 その結果、 僧帽筋と頭板状筋は頚部屈曲と側屈を組み合わせたストレッチング、 肩甲挙筋は頚部側屈を含めたストレッチングで大きく伸張されることが明らかになりました。本研究結果は、頚部伸展筋が硬くなることによって生じる頚部痛の予防やリハビリテーションに役立ちます。

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